XML Schema
Eric van der Vlist
田村 健人
牧野 聡
小柳 光生
根山 亮
立堀 道昭
初版第一刷
4830
O'Reilly Japan
スキーマの利用と開発
最初のスキーマ
スキーマの階層化
既定義単純型
単純型の作成
単純型と正規表現
複合型の作成
構成要素の再利用
一意性、キー、キー参照の定義
名前空間の制御
XML 文書中のスキーマとスキーマデータ型の参照
オブジェクト指向による構成部品の作成
拡張可能なスキーマの作成
スキーマの文書化
リファレンスガイド―― 要素編
リファレンスガイド―― データ型編
その他のXML用スキーマ言語
進行中のプロジェクト
本書は、XML 用スキーマ言語 “W3C XML Schema”
の解説書です。XML Schema は SOAP や WSDL と同じく
Web サービスの重要な構成要素の1つであり、XML の語彙を正確
に記述する W3C 標準のテクノロジーです。しかし、XML Schema
は DTD に比べて表現力が高いぶん、
非常に複雑な仕様を持ち、
その仕様書が長くて読みにくいことでも知られています。本書では豊富な
例題を使って、この複雑なスキーマ言語を丁寧に、そしてわかりやすく解説します。
著者独自の視点から、XML Schema が持つ潜在的な
落し穴も
指摘されており、客観的で時には批判的な意見を述べられているので、
仕様書には書かれていない(ワーキンググループの)「気持ち」も理解できるでしょう。